研究活動トピックス
経営学部 千葉賢 准教授が 石井記念証券研究振興財団 研究助成に採択
経営学部
経営学部 千葉賢准教授の研究課題「クリーンサープラス関係を利用した期待キャッシュフロー・期待アクルーアルズの推計に関する研究」が、公益財団法人石井記念証券研究振興財団 2025年度研究助成に採択されました。
資産価格は予測可能か、配当や会計利益に対する期待の変化は資産価格変動にどのような影響を与えるのか、といった問題は、会計・ファイナンス研究の分野においてはもとより、金融実務の領域でも重要なテーマです。
千葉准教授はこれまでの研究で、毎期変動する期待株式リターン、および期待会計利益の推計を可能とするモデルを構築してきました。
この研究課題では、これまでの成果を発展させ、期待キャッシュ・フローおよび期待アクルーアルズ(会計上の利益と実キャッシュ・フローとの差異)の推計が可能な計量モデルの開発を目指します。また、これを応用し、資本市場のレジームに応じて持続性やボラティリティ(価格変動)が変化するモデルへと拡張することを試みます。
これらにより、会計・ファイナンス研究の領域のみならず、実証会計でも意義ある成果が得られることが期待されます。
財団名 助成金名 | 公益財団法人石井記念証券研究振興財団 2025年度研究助成金 |
研究課題 | クリーンサープラス関係を利用した期待キャッシュフロー・期待アクルーアルズの推計に関する研究 |
財団URL | 石井記念証券研究振興財団 |