研究の適正な推進について

研究活動不正行為の防止・対応

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研究活動不正行為の関連規程

本学における学術研究の信頼性・公正性を確保することを目的として、学内で研究活動を行うすべての者およびこれを支援する者が守るべき行動規範を定めております。
また、研究活動における不正行為発生の防止および不正行為が生じた場合に適正な対応を行うため、研究活動不正行為の取扱いに関する学内規程を定めております。

責任体制

研究活動上の不正行為防止について、以下の責任体制で行っております。
1.最高管理責任者:大学学長
2.統括管理責任者:大学学長が指名する学長補佐1名
3.研究倫理教育責任者:研究者が所属する学部、研究科等の所属長

研究倫理教育の実施

研究活動上の不正行為防止のため、日本学術会議「科学研究における健全性の向上について」(平成27年3月6日回答)の内容に則り、学内の教員・研究支援人材を対象に研究倫理教育を実施しております。

研究活動不正行為に関する受付窓口

大学内外から、本学における研究活動上の不正行為に関する告発または告発の意思を明示しない相談を受け付ける窓口を設けております。
詳細については、「研究活動における「不正使用」・「不正行為」に関する相談・通報・告発窓口」を参照ください。

研究活動不正行為への対応

受付窓口に届いた告発または相談は、その内容を精査した後、必要に応じて「愛知学院大学研究活動不正行為対策委員会」で審議され、不正行為があったか否か調査することとなっております。

なお、調査にあたっては学外の有識者に半数以上参加してもらい、調査の公平性を保つよう努めております。また、不正行為があったと認定した場合は、学内外へその旨を速やかに公表することとしております。

文部科学省の不正行為への対応等に関するガイドラインについて

研究活動における不正行為の事案が後を絶たず、昨今、これらの不正行為が社会的に大きく取り上げられる事態となっていることを背景に、文部科学省が従来の「研究活動の不正行為への対応のガイドラインについて-研究活動の不正行為に関する特別委員会報告書-」(平成18年8月8日科学技術・学術審議会 研究活動の不正行為に関する特別委員会)を見直し、新たに「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」(平成26年8月26日文部科学大臣決定)を定めました。
当該ガイドラインは、従来、研究活動における不正行為への対応が研究者個人の責任に委ねられている側面が強かったことを踏まえ、今後は大学等の研究機関が責任を持って不正行為の防止に関わることにより、対応の強化を図ることを基本的な方針としています。
本学では、当該ガイドラインの方針を踏まえ、研究活動上の不正行為が起こりにくい学内環境を整備するとともに、不正行為の事前防止に向けた取組を推進しております。

【参考】
・平成26年8月26日付け、文部科学大臣決定
「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン