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健康科学部健康栄養学科 望月美佳 助教がエリザベス・アーノルド富士財団 研究助成に採択

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健康科学部

健康科学部健康栄養学科 望月美佳助教の研究課題「ワイルドライスの機能性に関する研究」が、公益財団法人エリザベス・アーノルド富士財団 2025年度研究助成金に採択されました。
ワイルドライスは、主に北アメリカで栽培されているイネ科の植物で、日本の主食である一般的な白米に比べて、タンパク質、食物繊維、ミネラル、鉄分など多くの栄養素が豊富に含まれていることが分かっています。
望月助教は、これまでこのワイルドライスを原料としたパンを試作するなどして、物性や血糖値への影響などに関する研究を続けてきました。
この研究課題では、ワイルドライスに含まれるでんぷんの成分を解析し、機能性成分を解明することを目指します。ワイルドライス粉パンの膨化にはでんぷんが大きく関与していることから、でんぷんの糊化特性やでんぷんの構造を分析し、ワイルドライス粉の特性にあったパンの創作を行います。
これらにより、穀物による私たちの食生活がより健康的で豊かになることが期待されます。

財団名
助成金名
公益財団法人エリザベス・アーノルド富士財団
研究助成金
研究課題ワイルドライスの機能性に関する研究
財団URL公益財団法人エリザベス・アーノルド富士財団