研究活動トピックス

薬学部衛生化学講座 伊藤佐生智 教授がホーユー科学財団 研究助成に採択

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薬学部

薬学部衛生化学講座 伊藤 佐生智 教授の研究課題「黄色ブドウ球菌毒素から皮膚を守るアプタマーの創製」が、2026年度公益財団法人ホーユー科学財団研究助成に採択されました。
現代日本では、国民の約半数が何らかのアレルギーを患っており、社会的問題となっています。アレルギーの治療には、抗炎症薬や免疫抑制薬が主に用いられますが、これらには副作用などの問題もあり、これまでとは作用機序の異なるアレルギー治療薬が求められています。アレルギーの発症や悪化には、健康な人にも常在する細菌である黄色ブドウ球菌が関係しているといわれていますが、そのメカニズムははっきりとわかっていません。
伊藤教授らはこれまでの研究で、黄色ブドウ球菌が産生する複数のタンパク質毒素が、アレルギーの環境因子となることを見出しました。これらのタンパク質を特異的に標的とする医薬として抗体医薬がありますが、副作用などいくつか問題点があります。
そこで本研究では、抗体医薬に依存しない新規モダリティでの課題解決を目指します。具体的には、標的分子に特異的に結合する一本鎖核酸であるアプタマーに着目し、核酸医薬のメカニズムを用いて黄色ブドウ球菌の関与する疾患の治療を目指します。
この研究により、黄色ブドウ球菌毒素を標的とするアプタマーにより、感染症の治療に役立つ核酸医薬の創薬につながることが期待されます。

財団名
助成金名
公益財団法人ホーユー科学財団
研究助成
研究課題黄色ブドウ球菌毒素から皮膚を守るアプタマーの創製
財団URL公益財団法人ホーユー科学財団