人文・社会
国際法に基づく武力紛争およびテロリズムの規制

尋木 真也
TAZUNOKI Shinya
研究の中心は、戦争に関する国際法です。たとえば、ウクライナやパレスチナの紛争における、開戦の責任、文民・捕虜の保護、終戦方法等について、法的観点から研究しています。また、安全保障の観点から、海や領土、宇宙の利用についても研究しています。
国際法は、国際社会を規律する法であり、さまざまな分野が相互に関係します。そのため、人権保障(ビジネスと人権、多文化共生等)や環境保全(生物多様性の活用、脱炭素の取組み等)、歴史(幕末外交・条約改正、東京裁判・名古屋空襲等)などについても研究しています。
ゼミでは、多様なテーマを取り上げています。近年では、蒲郡市への深海魚のまちづくり提案や、ウクライナ戦争の法的研究について、新聞に取り上げていただきました。
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特許・著書・論文情報
・「国際法に基づくテロ資金規制と多文化共生の両立 -ビジネスと人権およびSDGsを通じたFATF勧告の国内実施-」『早稲田大学社会安全政策研究所紀要』15号(2024年)
・「ウクライナ戦争終結に向けた国際法の役割」『法学セミナー』815号(2022年)
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アピールポイント(長所・差別化ポイント)
・社会問題について、法的・客観的観点から解決策を提示します
・教員個人も、ゼミ学生も、共同プロジェクトを歓迎します
・国際法の知識を、わかりやすく企業や地域社会に提供します
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