情報通信
個人情報の識別リスクに評価に基づいた匿名化に関する研究

伊藤 聡志
ITO Satoshi
- 職位
- 講師
- 所属
- 商学部 商学科
- 分野
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情報通信
- キーワード
- 匿名化,プライバシー保護,データサイエンス,再識別
匿名化とは、データから個人が特定されないように、一部の削除やランダムなノイズを追加する技術であり、匿名化されたデータから特定の個人を識別する攻撃を再識別と呼びます。2017年の個人情報保護法改正により、病歴などの要配慮個人情報を第三者に提供する際には、データに含まれる本人の同意をあらかじめとる(オプトイン)か、個人情報の第三者提供とならないようにデータを「匿名加工情報」とすることが必要となりました。この匿名加工情報を作成するために、匿名化技術は顧客のビッグデータを有する多くの企業や組織から注目を集めています。
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アピールポイント(長所・差別化ポイント)
データの有用性を高く保ったまま、安全性を高める(個人が特定されたり属性が推定されるリスクを抑える)匿名化手法の研究をしています。
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