人文・社会
ベースボール型授業の指導内容の学習可能性の検討

中垣 貴裕
NAKAGAKI Takahiro
学習指導要領で提示された球技の3つの型のなかでも、ベースボール型は技能発揮や状況判断が難しいと言われており、授業実践の報告も他の2つの型に比べると少なくなっています。しかし、意図的で効果的な学習指導方略の実施により、「投」、「打」、「走」の技能をバランスよく向上させられること、状況判断の能力が向上すること、児童生徒の学習意欲が高まること、などが報告されており、高い教材効果を含んでいるといえます。
他方で、これらの成果を保障していくためには、授業を効果的に実施するための条件を明らかにしていく必要があります。その条件設定を一つ一つ丁寧に解き明かしていき、効果的な授業の再現性を高めていくことが私の研究課題です。

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アピールポイント(長所・差別化ポイント)
・学校現場での豊富な指導経験を、研究に反映しています。
・技能の向上だけではなく、知識の獲得や人間関係の構築にも貢献します。
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得意な技術・提供できる技術
・指導内容に応じた段階的な教材を提供します。
・男女共習、技能差に対応した学習指導方略を提供します。
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必要な技術・希望する連携
質の高い体育授業の実現に向けた、現場や行政との連携。
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