ライフサイエンス
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人生最終段階の食支援のあり方に関する研究

牧野 日和
MAKINO Hiyori
摂食嚥下リハビリテーションは、障がいや老化等で飲食ができない方に対し、なるべく安全に飲食が可能になるような介入を行う領域です。対象患者の中には、治療や機能訓練により飲食可能になる方、回復ができず食事内容や食べる姿勢などを工夫することで食べられる方がいますが、人生最終段階については後者が多いです。この研究の目的は、実際の人生最終段階の食支援について調査を行い患者や家族支援等の実際について分析、指針を作成することにあります。
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特許・著書・論文情報
・最期まで口から食べるために①:全国高齢者施設看護師会.2017
・最期まで口から食べるために②:全国高齢者施設看護師会.2018
論文3編「お食い締め:用語の商標登録済み」
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アピールポイント(長所・差別化ポイント)
医療は長年、急性期や回復期に関する研究に傾倒してきたきらいがあります。本研究では終末期における対象患者の心身を支え、家族等へのカタルシスを促します。これまで高齢社会に足りなかった医療の新しいあり方を見示唆するものと考えています。
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